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アメリカビザとは、米国入国申請許可証(査証)です。

ビザの申請者が特定のビザカテゴリーにおいて、ビザ取得要件を満たしているとアメリカ領事館員が判断した場合に、ビザが発行されます。ただし、ビザは、あくまでも入国許可申請に必要な書類の一部であるため、必ずしも入国が保証されているわけではありません。

アメリカのビザを取得すると、アメリカに合法的に滞在でき、アメリカ国内で様々な活動が可能になります。

たとえば、学生ビザ(F1 visa)を取得すれば、留学生としてアメリカの大学で勉強することが可能になり、就労ビザ(work visa)を取得すれば、アメリカ国内で合法的に働くことができます。

一方、観光や短期の商用目的でアメリカに入国する場合は、ビザ免除プログラム(Visa Waiver Program: VWP) によりビザなしでアメリカに90日以内の滞在が可能です。

ビザの取得要件は、2002年アメリカ同時多発テロ(9.11)を境に厳しくなったと言われていますが、適切な対応をとれば、ビザ取得自体は難しいわけではありません。

ビザの申請から取得までのプロセスは、当ホームページでも詳しく記載しておりますが、ビザの取得要件については、年々変更が行われておりケースも多々あるため、必要に応じて移民弁護士などの専門家に相談されることをお薦めします。

 

アメリカビザは、以下の2つの種類に大別されます。

*アメリカビザ:

① 移民ビザ (永住権=グリーンカード)

② 非移民ビザ (学生ビザ、就労ビザなど)

永住権(グリーンカード)は、「移民ビザ」と呼ばれる「ビザ」であることに注意が必要です。(注: アメリカ市民権とは異なります。)

また、「非移民ビザ」は、アメリカ国内で特定の目的を遂行するために一定期間アメリカに滞在することが認められるビザです。(留学生に発給される学生ビザや、駐在員などに発給される就労ビザが該当します。)

 

ビザの種類(カテゴリー)の詳細については、「A. アメリカビザの種類一覧」を参照してください。